畳の選び方

畳替えの種類を選ぶ
畳の素材を選ぶ

居心地の良い空間にするために・・・



畳選びの流れ

選び方

1.畳診断

先ずはお気軽に畳診断(無料)のお申し込みください。
お客様宅にお伺いして、現状の畳の状態を診断させて頂き丁寧にご説明致します。

畳の劣化具合についてはご使用環境や製品により変わってきますので、実際に診てみないとわからないのですが、ご自身で判断される目安としてはチェック項目もございます。

チェックして頂いて気になるようでしたら、すぐには畳替えの予定がないという方もお気軽にお申込みください。その場合ももちろん無料にて診断させて頂きます。

お電話でのお申し込み 0563-72-7018
お問い合わせフォームでのお申し込みはこちら

2.工事の種類を選ぶ

工事にご興味を持たれましたら、畳の状態に最適な 工事の種類 をご提案させて頂いたり、工事の流れについてのご説明をさせて頂きます。

またお客様の疑問やご質問など何なりとご相談ください。

3.畳の種類や素材を選ぶ

工事の種類に合わせて、畳表の素材畳床の種類ヘリの種類 などをお選びください。

長く使うものですので、当店の多彩な取り扱い商品の中から、お客様にとって最適なものをお選び頂けるよう精一杯お手伝いをさせて頂きます。

各種サンプルもございますので、実際に直接見て触れて素材の違いを感じて頂けます。

また沢山あり過ぎてどれが良いのかよくわからないというお客様も、各素材の特徴やメリットなど丁寧にご説明させて頂き、お客様のご希望やご使用環境をお聞きした上で、最適な畳のご提案をさせて頂きますのでご安心ください。

詳細は 工事の流れ をご参照ください

替え種類

表替え

表替えイメージ図

畳表を新しい畳表に交換します。畳床はそのまま使用し、新しい縁で仕上げます。
隙間・段差・凹凸調整もバッチリお任せ下さい!
表替えの目安は10年以上お使いの畳です。

裏返し

裏返しイメージ図

畳表は両面使えます。畳表をはずして裏返し、新しい縁で仕上げます。
裏返しの目安は3~5年です。

新調

新調イメージ図

新品の畳にすることです。
新築はもちろん、リフォームでは古い畳を処分し、新しい畳と交換します。
新築時、または20年以上のご使用の畳におすすめです。

※時期についてはあくまでも目安ですので、ご使用状況や製品により劣化具合は変わります。

替え時期

チェックポイント

1.畳表が衣服につきませんか?
2.畳にくぼみがありませんか?
3.畳表に、やぶれや焦げなどはありませんか?
4.畳と畳の間にすき間がありませんか?
5.畳の色が濃い茶色になっていませんか?
6.畳表にシミなどがありませんか?
7.畳が湿っぽく、カビくさくないですか?
畳カルテ

畳の素材

表の素材

イ草(いぐさ)

昔から愛されてきた伝統的な畳表の素材です。イ草はお米と同じ農作物です。

お米に「こしひかり」「あきたこまち」「あいちのかおり」などの品種があるように、イ草にも「在来種」「ひのみどり」「夕凪」「涼風」などの品種があります。

美味しいお米に「甘味がある」「やわらかい」「もっちりしている」という特徴があるように、良いイ草にも「茎が太い」「青々としている」「擦り切れに強い」などの特徴があります。

美味しいお米を農家さんが丹精を込めて作るように、イ草農家さんも愛情と手間をかけて良いイ草を作っています。10年・20年・30年と長く使える畳になるように日々試行錯誤し、2年の歳月をかけてイ草を栽培し丁寧に織り上げます。

イ草畳の特徴として、お部屋の湿度を調整してくれる調湿性や、有害物質や悪臭を吸着してくれる空気清浄作用があります。冬は暖かく夏はひんやりさらっとした肌触りも特徴です。
またクッション性がありますので防音効果もあり、お子様のいるご家庭にもおすすめです。
天然素材ならでは風合いやイ草の香りによるリラックス効果もイ草の畳ならではです。

当店では、農家さんが土からこだわって栽培した残留農薬ゼロの「熊本天一表」や、「男前表」「大和撫子表」といった熊本産の畳表を特にオススメしていますが、他にも多彩な取り扱いがございますのでお気軽にご相談ください。

イ草の畳のランクについて

イ草の畳のランク付けの決め手となるポイントについてご紹介致します。

  • 長いイ草を使っているか
    栄養をたっぷり吸って健康に育ったイグサは長くしっかり育ちます。イ草の根・葉先には黄色味の部分があり、使うイ草が長ければ長いほど、両端に黄色味の入らないムラのない綺麗な青畳に仕上がります。
  • 打ち込み本数はどのくらいか
    本数をたくさん使って密に織られた畳を「打ち込み本数が多い畳」と表現します。打ち込み本数が多いと、1畳あたりの重さが重く、厚みがしっかりとあり、摩擦に強く耐久性に優れた畳になります。調湿効果も高くなります。
  • 縦糸の本数と素材
    畳表を織る際に使用する糸が一目盛毎に、普及品では「綿糸1本」、中級品で「綿糸2本」、高級品では「綿糸と麻糸」が使用されており、高級品になるほど耐久性が高くなります。
    反面「綿糸1本」の畳表は柔軟性があるため、少し年数の経過した畳床の表替えや「琉球風へりなし畳」「上敷き」等に使用されています。

▶︎「イ草の畳」商品ページはコチラ

和紙

和紙をこよりのように巻き、イ草のように編み込んで作られた畳表です。

和紙畳の特徴として、撥水・防汚加工が施してありますのでお手入れが簡単です。
熱にも強く日焼けしにくく、床暖房にも対応可能です。

カラーバリエーションも豊富で洋室やモダンなお部屋にもオススメです。

▶︎「カラー和紙畳」商品ページはコチラ

樹脂

樹脂(ポリプロピレンとカルシウム)で作られた畳表です。

樹脂畳の特徴は、汚れに非常い強く水分を吸収しないことです。
水拭き可能ですので汚れの落としやすさは抜群です。洗える畳にも使用されています。

カラーバリエーションも豊富です。

▶︎「カラー樹脂畳(セキスイ美草)」商品ページはコチラ

七島藺(しちとうい)

琉球畳に使われるカヤツリグサ科の植物です。
大分県の国東地方だけで生産されており、い草の断面は丸いのに対し七島藺は三角の形をしています。
1本が太く織り上げる際に3等分に裂いて織り上げます。

現在、琉球畳というとイ草で織られた半畳サイズの縁なしの畳を指すことが多いのですが、本来はこの七島藺を使ったものを琉球畳と言います。

七島藺の畳の特徴として非常に丈夫で耐久性があり、古くから柔道の畳として利用されてきました。

通常の畳と違い表面が荒い仕上がりになります。デリケートな繊維等は引っかかりのおそれがございますので、ご検討の際はサンプルをご確認していだだくことをオススメします。

▶︎「本場琉球畳」商品ページはコチラ

床の素材

建材畳床

今や主流となっている建材の畳床は木質のチップを圧縮したインシュレーションと断熱材のスタイロフォームとの組み合わせによりできています。

わらのようにダニが発生することがなく、わらに比べて軽量で断熱効果も高いのが特徴です。
耐久性も良いので長くお使い頂けます。

ひのきの畳床

木曽ひのき東濃ひのきを主流に、ひのきをスライスしたチップを圧縮して縫製、化学物質は一切使用していない自然素材です。

調湿機能は建材床やわら床よりも格段に高く、古くから愛されるひのきの成分にはダニを抑制する効果と、香りによる森林浴効果があります。
リラックス効果とストレス解消効果が得られ、最良の睡眠法・健康法を体感できます。

わら床

建材床に比べ室内の調湿機能に優れ、夏場の湿度が高い時に水分を吸収し、冬場の乾燥時に水分を補給します。
昔ながらの踏み心地の良い足にやさしい畳床です。

※木質インシュレーションボードをサンドした耐久性に強いわら床になります。

特殊畳床

保育園や介護の場に最適な転倒の際衝撃を吸収、緩和する「ケアケア畳」、
濡れても安心のプラスチック素材を用いた「洗える畳」専用の畳床や、熱伝導性に優れ変化が少ない「床暖房用畳」専用畳床など多彩な商品がございます。

お客様の環境に合わせて最適な商品をご提案いたします。お気軽にご相談ください。


▶︎「畳床」商品ページはコチラ

種類

当店ではデザインや柄など沢山の縁をご用意しておりますので、お客様の好みに合わせてお選び頂けます。

※お選びいただける種類は畳により異なります。良い畳ほど沢山の中から縁をお選び頂けます。

縁見本