【イ草の産地研修①|網外し編】熊本県八代市にてイ草農家小嶋さんの元でイ草の収穫から泥染め、乾燥、保管までの工程を体験させて頂きました
こんにちは、榊原畳店でございます。
7月のはじめに畳表のイ草の産地熊本県八代市へ研修会に行ってきました!
7月の八代市は青々ときれいなイ草の田圃が広がっています。波打つようなイ草の海状態です!
今回はイ草農家さんのところへお邪魔させて頂き
イ草の収穫⇒泥染め⇒イ草の乾燥⇒保管
までの作業を見学&体験させて頂きました!
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7月のイ草の田圃の状況
前年の11月の田植え作業から、寒い時期は土の下へ下へしっかりと根をはわし、
春あたたかくなると上へ上へとすくすくイ草は成長していきます。
6月後半から7月はイ草の最盛期です!
イ草農家の小嶋様のところで体験をさせて頂きました
イ草農家の小嶋新吾様と奥様。
ご夫婦でイ草から畳表まで作られています。
熊本県『い業大会(い業・い製品品評会)』では数々の受賞経歴があり、平成30年には『農林水産大臣賞』を受賞されている素晴らしい農家さんです✨
小嶋様の詳細はコチラ↓↓↓
小嶋様の田圃では、主に『ひのみどり』という品種を生育されているそうです。ひのみどりは生育の管理が難しいそうですが美しい畳表になる品種で、高級な畳表に使われる品種です。
今回収穫させて頂くイ草も『ひのみどり』です。
1日目:イ草の田圃にて収穫前の「網外し」作業
イ草は細くて、とっても長いです。
まっすぐ綺麗なイ草の生育の為に、50cm位伸びてきたところから網を張る為の杭を立て、細かく網を張りめぐらし、成長に合わせて網の高さを調整しながら少しずつあげていきます。
収穫の頃、小嶋さんのイ草は大人と同じ背丈位に立派に成長されています!
明日の収穫に向けてその網を外す作業から体験させて頂きました。
網を順番にほどいて外していきます。
2人でゆさゆさしながら持ち上げ外します。網外しは前日に雨が降ったので濡れたイ草が重く、力が必要な作業でした。
網を外し終わったところから杭を抜いていきます。
杭は土壌でしっかりと固まってしまっているので抜くのが固く、気を付けないと折れてしまうそうで、コツを教えてもらいながら抜いていきました。慣れてくると楽しいです☆
外した杭は回収し、本数が多いので何往復としながら運びます。水路で杭の泥を落とし、トラックに片付けていきます。
網を外し終わると、一番外側に生えているイ草を手で刈り取ります。
外側は陽が全面に当たってしまうということもあり、規格外にする商品へのこだわりです。
昔は全部手で刈っていた頃もあったそうで、イ草の田圃を見ると気の遠くなる作業ですね。
翌日収穫分の網外し作業完了です!
イ草はなまもの!農産物なので収穫をすると品質を保つ為に保管までの工程を1日で終えないといけない為、乾燥釜に入る分だけを日々収穫します。
この日は研修参加者は夕方16時から18時の作業で終了致しました。
1日目ありがとうございました。
そして翌日は早朝2時起きで活動が始まります!(研修2日目へつづく)
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