畳の選び方|素材編 畳床⑥洗える畳床|ペットが汚しても洗えます!メリット・デメリット、気になる値段はこちら
こんにちは。西尾市一色町の榊原畳店でございます。
前回に引続き【畳の選び方】⇒【畳床の素材】のお話です。
畳の芯である畳床は、
①わら床
②建材畳床、薄畳床
③ひのきの畳床
④茶殻の畳『さらり床』
⑤衝撃緩和型畳『ケアケア畳』
⑥洗える畳床
⑦床暖房用畳床
等があります。
今回は畳なのに、洗える!⑥洗える畳床です。
Table of Contents
洗える畳床
『洗える畳床』は、ポリスチレン、プラスチック板等を組み合わせた水に強い畳床です。仕様、厚みによって組合せが変わります。
メリット 洗える畳は水洗いができ、車椅子も対応。温泉旅館にも採用
①濡れても大丈夫な畳!
汚れたら水洗いができます!
②クッション性がある!
クッション性があるので足、腰、膝への負担を軽減します。
③転倒時の衝撃を緩和
タイルやコンクリート等の浴室と比較すると洗える畳は滑りにくく、万が一の転倒も衝撃を緩和し、骨折などのリスクを軽減します!
④車椅子も対応
車椅子対応の洗える畳もございます。
⑤ペット共生住宅にも
ペットのおしっこや気になるにおい。汚れても水洗いできるのでスッキリ!
⑥スリムで軽量なので移動も保管も楽々
置き畳仕様の洗える畳は厚さが15mm等薄いので配置を変えたり、収納もスリムに、女性でも運べます!
⑦畳の癒し効果
畳を見ると何だか落ち着く。くつろげる。
洗える畳はイ草の畳ではないので香りはございませんが、視覚・触覚からも癒されていきます。高級温泉旅館にも「畳風呂」として大浴場や露天風呂等に採用されています。
デメリット 洗える畳のデメリットであるお値段相場は
①価格は高めです
参考価格は一畳あたり30,000円(税込33,000円)~となっています。へり付、へりなし仕上げ、敷き込み、置き畳等ございます。
②定期的にお手入れを
浴室等の毎日濡れるような場所では定期的に洗浄し、しっかり乾かしてください。
おすすめの畳表との組合せ
◎カラー樹脂畳に組み合わせ!
水に強い「カラー樹脂畳」との組合せになります。カラー展開も楽しめます♪
こんなお部屋におススメ!
◎介護のお部屋、浴室、脱衣所に。一般住宅、医療施設、介護施設で活躍しています
介護のお部屋や畳ベッドに使用。こぼしてしまったりそそうの場合もお手入れが楽に。
浴室や脱衣所などの狭い空間でも敷き込み可能です。冬の底冷えの軽減や滑りにくくなり転倒防止に。
◎畳敷きの温泉旅館の大浴場や露天風呂、脱衣所に
「畳風呂」の大浴場では床のひんやり感もなく、滑りにくく、クッション性もあるので小さなお子さんを連れてのお風呂も安心です。
◎ペットのいるお部屋
ペットの万が一のおしっこも洗えるので安心。また、クッション性もあるのでペットの足にもやさしいです。
まとめ
昔、子どもが3歳位の頃、伊豆の畳敷きの旅館に伺ったことがあります。お部屋はもちろん、お風呂も、脱衣所も畳敷き!子供がどこで転んでも安心、痛くない、畳を見ているだけで不思議と心が癒され、安心して過ごせる居心地の良い旅館でした。洗える畳は、介護の場面では洗えて助かる畳ですが、温泉旅館等では癒しを与えてくれる畳になります。また、子供やペットにもやさしい畳で、気軽にお手入れもできます。「畳が洗えたらいいな」「畳のあるちょっと変わった浴室にしたいな」「湯上りに畳の上に足をおろしたいな」等ございましたら、是非ご相談ください。
当店にサンプルがございます。
ご相談、ご用命をお待ち申し上げます。
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